ナイキリアクトを履いて約500km以上走った時点での個人的な所感になりますが、このシューズ、
[kjk_balloon id=”9″]アナウンスされている以上の万能性があるかも…![/kjk_balloon]と感じてます。
ちなみに、ナイキリアクトの履き心地とフィット感は下記にまとめてみましたので、ご参照頂ければと思います。
ここでは、実際に履いて走った衝撃吸収性(クッション性)や反発性の経過過ついて記載しています。
ナイキリアクトの性能を個人的に検証してみました
ナイキリアクトは、
[kjk_balloon id=”10″]- 衝撃吸収性
(クッション性) - 反発性
- 軽量性
- 耐久性
のそれぞれが高いレベルを保ったまま一足に集約することに成功したシューズ[/kjk_balloon]
とされています。
クッション性
以前履いていたアディダスの「energy bounce」も靴底部分は厚く、割とクッション性は高い方でした。

「energy bounce」
が、ナイキリアクトの方が顕著に衝撃の吸収性は良く感じますし、
心地がより楽しめます。

また、NIKEが公式で
[kjk_balloon id=”10″]激しいワークアウトや長距離ランでアウトソールが消耗しても、シューズの形状はしっかりキープし、いつでも新品同様のランニング体験が楽しめるシューズ[/kjk_balloon]とアナウンスしている通り、クッションの持続力は履き始めた頃から500km以上走った段階でもしっかり続いてます。
私は1回のランニングが10km前後で、この記事を書くまでに走った総距離は507.36km(計50回)ですが、回数を重ねても走り始めから終わりまでしっかりとクッション性は感じることが出来ています。
反発性
クッション性だけでなく、反発性もしっかり最後まで得られています。
試しに途中でスピードを上げたり下げたりしてみましたが、NIKE公式から
[kjk_balloon id=”10″]驚くほど弾力のある履き心地が特長。[/kjk_balloon] [kjk_balloon id=”10″]着地すると、フォームが足を押し出すようにして衝撃に反応します。[/kjk_balloon] [kjk_balloon id=”10″]足にかかる力が強くなるほど、反発力も高くなります[/kjk_balloon]とアナウンスされているように、足に掛かった負荷分だけしっかりと押し出してくれるので、特に速く走る時には一気にスピードに乗ることができます。
著名なランナーの方々が、ナイキリアクトの評価として
[kjk_balloon id=”2″]スピードランに最適で、加速を手助けしてくれるのは中級者向きかもね[/kjk_balloon]と言われているのは、反発力の優秀さからくる加速補助の高さにあるのかもしれません。
スピードってことに関して個人的に言えば、外走ってて横断歩道の信号が点滅しだした時のダッシュが楽になりました。
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ナイキリアクトはどの走り方をする人が適しているのか

ランニング時の着地の仕方として、
- かかと着地
- フラット着地
- つま先着地
の主に3パターンがありますが、ナイキリアクトは土踏まず辺りのアウトソールが厚い設計になっているため、個人的には
- かかと着地
- フラット着地
向けなのかな…と感じています。

ナイキリアクトと着地パターン
かかと着地 | フラット着地 | つま先着地 | |
---|---|---|---|
クッション性 | ◎ | ◎ | △ |
反発性 | ◎ | ◯ | ◯ |
向き / 不向き | ◎ | ◯ | △ |
つま先着地も悪くはないですが、
[kjk_balloon id=”1″]他の着地パターンに比べるとあまり恩恵を受けられないかも…[/kjk_balloon]ってのが正直な感想です。
ナイキリアクトはどの着地パターンに合うか、個人的に試してみましたので雑感として記載してみたいと思います。
かかと着地の場合

個人的には
[kjk_balloon id=”1″]最もナイキリアクトの性能が活かされる着地パターン[/kjk_balloon]だと思います。
ナイキリアクトの靴底は、履いた時にかかと部分のところが厚くなっています。
(※ 赤矢印部分)

また、靴底自体が厚いだけでなく、シューズのつま先とかかとが浮いた「ゆりかご状」の造りになっています。

なので、かかと着地で負荷が掛かりやすいとされる膝や太もも部分の衝撃を抑えつつ、反発性が高い性能とゆりかご状の形状が次の一歩へ進む力をより自然に後押ししてくれます。
商品コンセプトである
の「びよーん」が最も感じられますし、ナイキリアクトを履いて走る場合、個人的にはかかと着地での走行が一番心地よく感じました。
フラット着地
(ミッドフット)

フラット着地は、足裏全体で着地する走り方のことで、
とも呼ばれている着地パターンです。
元々バランスの良い走り方とされていて、脚への負担も太もも〜アキレス腱まで割と脚全体的に分散されるため、最近ではフラット着地(ミッドフット)を取り入れているランナーさんも多い傾向にあるそうです。
ナイキリアクトは、靴底の厚さが足先とかかと部分で違い、履いた時に足のうらが「〜」のような波型になるような造りになっていて、

足裏から靴底までは、土踏まず部分が最も厚く、つま先に向けてだんだんと薄くなっていくと同時に、脚の指の付け根部分からは地面から浮くような造りになっています。
フラット着地の場合は、この波型形状の
の作りが着地の衝撃で
になるイメージに近いと個人的には思っていて、とすると、上記画像の赤い矢印やオレンジ矢印の部分で衝撃度合いも変わってきます。
フラット着地の場合は、赤い矢印部分のかかとら辺が最も衝撃を緩和してくれることになります。
衝撃の吸収度合いが違う分、次の一歩への推進力もかかと部分からの反発性が強くなるため、
[kjk_balloon id=”1″]追い風を受けているような感じでスムーズに足が動くような印象[/kjk_balloon]を受けました。
ちょっと大げさかも…ですが、
といった足裏と靴底で違う形状なのは、ナイキリアクトがただ靴底が厚いだけのシューズとの大きな違いのひとつだと思います。
つま先着地
(フォアフット)

ナイキリアクトは土踏まずら辺〜つま先にかけて靴底も薄くなっているので、つま先着地(フォアフット)走行の場合、クッション性はさほど感じませんでした。
ただ、反発性は割と感じます。
おそらくですが、靴底内部の造りがかかと部分と違っている?のと、つま先部分が地面から浮く「ゆりかご状」になっていることが予想されますが、

と公式アナウンスされているシューズの実力は、つま先着地(フォアフット)でも確かに感じることが出来ました。
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個人的に最も気に入ったところ
上記の着地の違いとは別に個人的に最も気に入ったところがあるので紹介させてください。
私がランニングする時は歩道が多いんですが、整備されているとはいえちょっとした段差は結構多いです。

陸上競技場や川沿いの道とか土手なんかは別かもしれませんが、

のようなフラットの道を走るときって少ないような気がしています。

みたいなちょっと横斜めになっている道だったり、

のような傾斜を登り下りしなきゃいけない場合も多々あります。
また、木の幹がコンクリートを押し上げて出っ張っていたり、崩れた段差があったり、小石や落ち葉が溜まってたり…と、フラットな道を走る時の方が圧倒的に少ないです。
ナイキリアクトの形状
この傾斜やちょっとした段差が脚や足首や膝に余計な負担を掛けて、走り終わった後に脚や足首や膝が痛くなる時も多かったりします。
が、ナイキリアクトはシューズの造り自体が「ハ」の字みたくなっており、靴底が広い造りになっています。

元々クッション性が高いシューズなことに加えて、靴底が広いことで縦方向だけでなく横方向もカバーでき、全方向のクッション性がよくなっています。
靴底が厚くてクッション性が良いランニングシューズは他にもたくさんありますが、ナイキリアクトのように靴底が広い造りのものは少ないため、

といった横向きの傾斜を進む時には、脚や足首に余計な負荷が掛かりがちです。
が、ナイキリアクトを履いて走って一番驚いたのは、

のような道でも、割と脚や足首を変に歪めることなく普通に走れることでした。
ある程度の段差は靴底のクッションで吸収してくれますし、傾斜でかかる脚への負担、特に横斜めになっているような地面への着地でもクッション性がしっかり効くことに素晴らしさを感じています。
事実として、全く同じコースをほぼ同じペースで走っても、ナイキリアクトを履くようになってから
[kjk_balloon id=”1″]脚の負担や疲労度合いは大幅に減っているのがはっきり実感[/kjk_balloon]出来ています。
特に、走った後や次の日に感じていた張りがほぼなくなりました。
ウォーキングにも最適だと思う

ここまでランニング時におけることを記載してきましたが、
- 全方向性に対してクッション性が高い
- 高い反発性
- ゆりかご型の形状
は、ランニングだけじゃなくウォーキング時にも大きな力サポート力を発揮してくれます。
- 脚、膝への負担が軽減される
- 反発性も良い
ので、次の一歩が楽になります。
また、凸凹した道でも全方向クッションが効くので、
[kjk_balloon id=”5″]道の状態をあまり気にすることなく歩ける[/kjk_balloon]のは、足へのストレスが軽くなると思います。
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